株式会社Sundayで広報をしている佐藤(キッチンせま太郎)です。
Sunday Villageの日曜日営業しか食べられない幻のチキン「スピンドチキン」は、Hawaiiノースショア地方の幻の名物料理フリフリチキンを日本人好みにアレンジしたチキン料理です。
HawaiiではなくHiraii(日の出町平井)にアレンジしたと言っても過言ではありません。
今回はそんなスピンドチキンの開発秘話です。
この開発秘話を読んだら、スピンドチキンが1.5倍増しで美味くなるはずです!ぜひ読んでください!
※ちなみにフリフリチキンのフリフリとは回すという意味です。フリフリチキンは炭火で回し焼きしながら食べるチキンです。
村長とフリフリチキンの出会い~そして開発へ~
村長が大好きで家族とよく行っていたハワイのノースショアで食べたフリフリチキンが元になっています。「あれを日本でやりたい!」ということで商品開発が始まりました。
まずはフリフリする焼き台がないと始まらないので、インターネットの検索が得意な村長がフリフリチキンの機械を見つけて購入。
試しに探してみましたが、見つかりません。一体どんな方法で探したのでしょうか、、、
次は味の研究です。フルーティーなハワイのフリフリチキンはどうすればジューシーに仕上がるのか、、、、パインやオレンジ、アップルなど、様々な味を試しては味が決まらない日々が続きました。
味が決まらない…美味しくない…村長がハワイに飛ぶ
味も決まらない中、行動力の塊、いや行動力の原石?みたいな村長はHawaiiに飛んでノースショアでフリフリチキンを家族経営しているレイズに密着しました。
一体どうやって仲良くなり密着したのかはわかりませんが、朝から晩までレイズの人たちと仲良くして、ノウハウを聞いたそうです。
しかも秘伝のスパイスまでもらってきちゃいました。
す、すごい、、、
でもさらにすごいのはスパイスを使うのではなく、ヒントにしてさらなる味の追求をしたことでした。
事務員さんが買ってきた”ある飲み物”
気づけば村長から副社長の和田さんにバトンタッチされていました。
フリフリチキンのハワイでは、パインを使うのがメジャーだということがわかりましたが、なかなか味の決め手になりませんでした。
味が定まらなくて、商品化が遠のいてたある日、村長と和田さんの経営する会社の事務員さんが、買ってきてくれた”ある飲み物”を和田さんがつけダレに試しで入れてみました。
そうすると、肉も柔らかくなり、フルーティーでジューシーなチキンになったのです。
「あれ?Hawaiiで食べるより美味くね?」
その真相はHawaiiとHiraiiで食べ比べた人しかわかりません。
日本人好みの味付けである美味しいフリフリチキンができて、スピンドチキンという名前をつけました。
神の舌を持つ和田さんの改良が止まらない
ちなみに和田さんは村長の鉄筋屋の副社長でありながら、料理が得意です。得意とかいうレベルじゃなくて神の舌を持つと言われています。どこかで食べた味を覚えていて、それを再現ができるというプロ顔負けの技を持っています。
その神の舌と技を駆使して改良を繰り返しました。
肉をさらに柔らかくしたくて、低温調理をしてみたり、それだけだと味が入りきらないから真空調理をしてみたり…
本当にいろんなことを試したみたいです。
この時点でかなり美味しかったのですが、、、
ここからさらに決め手になったのが、フードコンサルから教えてもらった”ある秘密の液体”につけて丸鷄の解凍し始めたのです。
ここで味が決まりました。
そこからさらにしっとり柔らかフルーティーな風味でジューシーなチキンになりました。
日曜日の限定販売からクリスマスの定番へ
現在日曜日の限定販売をしていますが、村長の目標はクリスマスシーズンに500羽を販売することです。クリスマスにケンタッキーフライドチキンを買う人を、何人スピンドチキンを買う人にしていけるかはわかりませんが、今からクリスマスが楽しみです。ぜひHiraii民(日の出町平井近辺に住む人)はスピンドチキンを試してみてください。
村長の検索力と行動力、和田さんの神の舌と味の再現力、事務員さんが偶然買ってきた奇跡の飲み物、フードコンサルが教えてくれた秘密の液体で、僕たちのスピンドチキンは出来上がりました。
まじで美味いです!ぜひご賞味ください。
P.S.
スピンドチキンは冷めても美味しいと評判ですが、電子レンジで温め直してしまうとかたくて美味しくなくなってしまいます。気をつけてください!
あと日曜日のスピンドチキンのご予約はこちらからお願いします。次の日曜日にテイクアウトする分のご予約が可能です。